ゼノブレイド3の第7話で、アグヌスの女王”ニア”の語っていた「アイオニオンの世界の成り立ち」についての解説です。
過去作「ゼノブレイド」「ゼノブレイド2」のネタバレを含みますので、未プレイの方・プレイ予定の方は閲覧をお勧め致しません。
ナギ
過去作での出来事が大きく関係するので、じっくりと解説していきますも!
過去作を未プレイの方は閲覧注意です(‘ω’)
アイオニオンの世界の成り立ち 解説
まずは、女王ニアの語る「アイオニオンの世界の成り立ち」を簡単に要約してみました。
- 大昔、とある1つの世界が2つに分かれた。
- 2つに分かれた世界が再び1つに戻ろうとしていた。
- 世界が1つに戻るとき、2つの世界は消滅してしまう。
- 世界が1つに戻る「交わりの日」に備え、ニアとメリアはオリジンを創り、世界が交わった瞬間にオリジンで消滅する世界を再生しようとした。
- 交わりの日、世界が交わった瞬間にオリジンとその鍵を握るメリアがゼットに掌握されてしまい、世界の再生はされず世界と時は静止した。
- 世界と時が静止した中でゼットは「アイオニオン」の世界を創り上げた。
と、こんな感じでしたね!
この語りでいくつか疑問があるかと思います。
- 1つだった世界ってそもそも何だった?
- 1つだった世界が2つに分かれた理由は?
- 2つの世界が再び1つの世界に戻ろうとする理由は?
ニアからはこの辺りの理由など詳しく語られていませんが、過去作「ゼノブレイド」「ゼノブレイド2」での出来事が大きく関わってきます。
ナギ
①1つだった世界ってそもそも何だった?
1つだった世界というのは「地球」のことです。
②1つだった世界(地球)が2つに分かれた理由
では、なぜ何億年も前に1つだった世界(地球)は2つに分かれたのでしょうか?
それは、過去作「ゼノブレイド」「ゼノブレイド2」に登場する「クラウス」という一人の男によるものでした。
何億年も前、宇宙には「扉(ゲート)」と呼ばれる別次元へとつながる扉が存在していました。
しかし、扉(ゲート)の研究員であった「クラウス」が扉への可能性を求めて扉を開いてしまった結果、「地球の大半」と「クラウスの半身」が別次元へと吸い込まれてしまったのです。
吸い込まれたクラウスの半身には元の次元での記憶はなく、別次元で「ザンザ」という名で神として新たな世界を創りました。
この新たな世界こそが「ゼノブレイド」の舞台となる「巨神界」です。(こちらは推測ですが、おそらく大海に巨神界を創られていたことから、半身と同時に吸い込まれた地球上に巨神界を創ったと思われます。)
一方で、元の次元で残された「地球の残骸(『モルスの地』という地名)」と「クラウスの半身(本体)」は、この自らの犯した罪を償うために神となって新たな世界を創りました。
この新たな世界こそが「ゼノブレイド2」の舞台となる「アルスト」です。
つまり、1つだった地球が次元を介して分かれ、それをもとに新たに世界(巨神界とアルスト)が創られたということです。
▲2つの次元
③2つの世界が再び1つに戻ろうとする理由
「ゼノブレイド」「ゼノブレイド2」の本編で最終的に主人公がそれぞれ新たな世界を創り、扉(ゲート)が消滅して同じ次元の世界になります。
同じ次元にはなりましたが、別の世界です。(惑星が違う、みたいに考えるとわかりやすいかも)
「ゼノブレイド」でシュルクが創った新たな世界はのちに「ケヴェス」、「ゼノブレイド2」のレックスが創った新たな世界はのちに「アグヌス」と呼ばれるようになります。
ケヴェスとアグヌスは、元の巨神界やアルストだった頃の世界が完全に消え去ったわけではなく、土地の名残はある状態でした。
なので、「世界を再生させた」が正しい言い方かもしれません。
こうして、元を辿れば1つの地球だった「ケヴェス」と「アグヌス」は、扉が無くなり再び同じ次元になったことで元の1つの形に戻ろうとしていたのです。
「交わりの日」の幼少期のノアが目の当たりにした迫りくる謎の巨大な物体は、まさに「アグヌス」の世界。
世界が交わったその瞬間にゼットによってオリジンやメリアを支配されてしまった…ということで、現在のアイオニオンでの話に繋がっていくわけです。
ナギ
過去作の本編をやっていないと複雑でいまいちピンと来ませんよね~(;^ω^)
過去にこんなことがあったんだな~…くらいで良いと思います!笑
さいごに
「ゼノブレイド3」第7話で女王ニアが語る「アイオニオンの世界の成り立ち」についての解説は以上です。
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