ポケモン最新作「ポケットモンスター スカーレット&バイオレット」(以下、ポケモンSV)が発売されてから10日が経ちました。
発売3日で世界累計販売本数が1000万本(国内405万本)と驚異的な売り上げで、Nintendo Switchを含む任天堂のソフトの発売後3日間における販売本数としては過去最高という本作。
今回は、ポケモンSVをクリアしたナギによるプレイレビューを紹介します😊
- 初代からリメイク含め全作プレイ済み
- 剣盾でのランクマッチは「ハイパークラス」でエンジョイ勢♪
- SVのプレイ時間は85時間(2022年11月27日時点)
- 好きなポケモンは「シビルドン」「ルリリ」「マホイップ」など!
ナギ
それではどぞ~
クリア後レビュー
良かった点
①圧倒的な歴代最広のフィールド!
▲パルデア地方のほんの一部
剣盾で初めて「ワイルドエリア」という一部エリアでオープンワールドが実現されましたが、今作は完全なるオープンワールドです。
歴代作で圧倒的に広く、派生作の「ポケットモンスター レジェンズアルセウス」が一番近い雰囲気ですね。(アルセウスのヒスイ地方全土よりも広いと思います。)
基本的に見えているものはすべて行けたり、登れると思っていいですね!
さらに今作は旅をする順番は不問。
好きなところに行って、好きな順番に攻略して、とにかく自由に旅できます!
探索に時間がかかってストーリーの進行をつい忘れてしまうほど広いです。
クリア後も探索しながら図鑑を集めたり、まだ行っていなかった所へ行ってみたり…たっぷり遊べますよ😊
ナギ
とにかく行ける所がめっちゃくちゃあります。
徒歩だと1日では到底回りきれないですね…。
②シナリオがかなり良い
今作は「歴代最高のシナリオ」と評される方もおられるほど。
個人的に「ポケットモンスター ブラック&ホワイト」のストーリーも好きだったので迷うところなのですが、トップ3には確実に入ってます!(1位でも良いくらいかな?)
主人公がとある学校に入学し課外授業として「自分だけの宝物」を探す旅に出るのですが、これは実際にプレイした人によって「どういう経験をして、何が宝物か」というのは変わってくるかと思います。
大切な仲間との絆?
相棒ポケモンとの旅や思い出?
ともに成長しあえる好敵手のような友達?
登場するキャラクターそれぞれにも宝物があって、「スター団」(今作のロケット団枠)にも宝物があって皆良い奴なんですよね…。
ナギ
第一印象「なんだこいつ!」ってキャラも、終盤には最高の親友で良い奴なんだよ…(´;ω;`)
③伝説ポケモンに愛着が湧く
ソフトのパッケージにもなっている伝説のポケモン「コライドン」と「ミライドン」。
これまでのポケモンでは「伝説のポケモン」といえば”最強のポケモンでストーリーの終盤で戦ったり捕まえる”という流れが多かった中、今作は”序盤に仲間なってライドポケモンとして一緒に本来の能力を取り戻す旅”をします。
正直なところ、発売前にこれを知った時は「伝説がライドポケモンか…。伝説感が薄れるのでは?」と少し不安だったのですが…
プレイしてガラッと印象が変わりました!
温厚で愛嬌があり、主人公を守ってくれる頼もしさもあり、一緒に旅をしていく中でとても愛着が湧きました😊
ナギ
カッコよくて凶悪そうな伝説ポケモンも良いけど、愛嬌あって可愛らしい伝説ポケモンも新鮮で良かったなー!
④色違いが出やすい?
ここ数作のポケモンの色違いの確率は通常時4096分の1で今作も同じ確率なのですが、その確率以上に出ている気がします。
体感ですがこれまでよりも圧倒的に出会いやすく、85時間プレイで野生の色違いを5体ゲットしています。(「ひかるおまもり」などは無しです。)
ナギ
初日から出ました。
かなり出やすいから探索も楽しい!!
さらに、今作はサンドウィッチを作ると完成後の結果によってタイプ別に「遭遇率」や「捕獲率」などを上げられるのですが、色違いポケモンとの遭遇率をアップする効果のものもあります。
「ひかるおまもり」を持った状態でサンドウィッチを作ればかなり出ると思います!(要検証)
⑤戦略の幅が広がる「テラスタル」
「ダブルバトル」「トリプルバトル」「メガシンカ」「Zわざ」「ダイマックス」に続き、今作は「テラスタル」という新たなバトルシステムが追加されました。
「テラスタル」になると宝石のような見た目になり、タイプが「テラスタルタイプ」に変化します。
ピカチュウといえば「でんきタイプ」ですが、テラスタルタイプが「ひこうタイプ」であればバトル中にテラスタルを発動すると「ひこうタイプ」のピカチュウになります。
なので、じめんわざを受けても「こうかはばつぐん」ではなく「こうかがないようだ…」になります。
また、テラスタルタイプと同タイプのわざは威力がアップします。
「でんき・あく」のような複合タイプもテラスタルによって単タイプに変わるので、対戦での戦略の幅がかなり広がりました!
現在ポケモンのタイプは18タイプあるので、1種のポケモンでも色々な組み合わせ・戦略ができますよ。
⑥キャラメイクは過去最多
一番初めにキャラメイクを設定するのですが、髪形や髪色の他に顔のパーツまで細かく設定でき、自分だけの理想のキャラを作れます!
あまりの多さに本編が始まる前にこれだけで30分くらいかかってました(笑)
キャラメイクはいつでもすぐに変更できますよ。
旅で街に行けば靴やかばんなどのファッションアイテムの購入ができ、美容室もあるので髪形や髪色はいつでも変更できます♪
気になる点
今後のアップデートなどで改善されるものもあるかもしれませんが、現状で個人的に気になる点を4つ紹介します。
①処理落ちが多々ある
とにかく気になったのは「処理落ち」の多さです。
- フィールドを探索していると動作がめちゃくちゃカクつく。
- ボックスや図鑑の表示が遅い。
SVは歴代最高のフィールドの広さでこれまで以上に探索ゲーなので、探索中は基本的にカクついていて少しストレスを感じました。
ボックスや図鑑の表示や画面の切り替えも今まではパッとすぐに表示されていたように記憶しているのですが、今作はパラパラと順番に表示され全体が表示されるのに5秒ほどかかります。
なので、ボックスだと「ボックス1」から「ボックス2」に切り替えるのにも表示に時間かかって不便だと感じました。
ナギ
携帯モードだったらカクつきはマシでした!
ちなみに、有機ELもスペック自体は同じなのでカクつくみたいです。
②ソフトが落ちる
さきほどの「処理落ち」の延長線みたいなものですが、フィールドの探索中にたまにカクつきが酷いとソフトが強制終了してしまいます…(´;ω;`)
プレイ85時間で4~5回は落ちました。
今作はオートセーブにも対応しているので安心感は多少ありますが、オートセーブがしばらくされていない状態で落ちるとかなりテンション下がっちゃいます…(笑)
ナギ
③オンラインの通信が遅い・テラレイドに参加できない
オンラインで世界中のプレイヤーと協力してテラレイドバトルに参加できるのですが、とにかくレイドの募集画面から入るまでが長い。
基本的には入ろうとするだけでも1~2分はかかりますし、待った末に入れるのも半々くらいです…。
入るまでの待機時間にキャンセルもできず、募集画面の更新も3分毎くらいなので、とにかく効率が悪すぎました(´;ω;`)
前作の剣盾ではこんなにも時間かかりませんでしたし、むしろ募集の更新も早かったように記憶してますが…。
ナギ
SNSでもこの不満は多かったので、今後のアップデートで修正されることを祈ります!!
④酔いやすい
基本的にはオープンワールドの広大なフィールドで探索することが多く、視点がぐるぐると動くため酔いやすい人は少し注意です。
特にライドポケモンの「コライドン」「ミライドン」に乗っていると、ぐわんぐわんと激しめに動くときがあるので要注意ですね。
ナギ
さいごに
ポケットモンスター最新作「ポケットモンスター スカーレット&バイオレット」のクリア後レビューは以上です。
これまでのシリーズ伝統を受け継ぎつつ、よりプレイしやすいようゲームシステムとしての進化もあり、復帰勢の人でも戻って来やすく驚きも多々あるかと思いますよ。
処理落ちや通信の不便さなど現状気になる点はあるものの、ゲーム内容やシナリオとしては個人的にすごく良かったです!
「歴代最高作」の名にふさわしい作品だと思いました。
今回のレビューが参考になりましたら幸いです。
ぜひプレイしてパルデア地方を旅してみてくださいね♪
ナギおすすめの記事 ポケモンセンター福袋「ピカピカボックス2022」の中身ネタバレ!今年の総額はいくら?Nintendo OSAKA(ニンテンドーオーサカ)入店整理券は何時に配布される?情報まとめ【店内レポートあり】